Pic of Creditcards

長年大手銀行系列のクレジットカード会社のコールセンターで勤務していました。
そこでよくある事例なのですが、お客様の中には延滞をしているという自覚の無い人が一部ですがいるということです。
クレジットカードを利用するということは、カード会社から信用貸しをしてもらっているということなのですから、信用をなくせばカードは利用不可になりますし、新たなカードを作ることも出来なくなります。
もちろん95%以上のお客様は何かのきっかけで、1~2度引き落としが出来ないことがあったとしても、ほぼ毎月きちんとお支払いされているので、しっかりと信用は保たれています。
ただし、毎月20日の引き落としにもかかわらず、月末のお給料で支払うようにしたりするお客様がおられるのです。
そういった方はたいてい遅延者の意識がありません。
なぜならその方の頭のなかでは、毎月遅れずにお給料で支払っているという解釈に切り替わってしまっているからです。
なぜ引き落とし日に引き落とせないかと問われても、しごく普通にお給料日前だからと答えるわけです。
もちろんクレジットカード会社は、申し込み時の規約にどおり引き落とし日が支払い期日としているわけですから、一日支払いが遅れただけも延滞とみなされます。
カード会社にもよりますが、たとえ数日、数週間後に、毎月支払っていたとしても、カード利用額の減額や、カード会員資格剥奪の手段をとることもあります。
そうなりますと、一つのカード会社だけではなく、信用情報機関に延滞者としての情報が載りますので他社でのカードも発券されにくくなります。


昔から信用を得るのは難しいが、信用を失うのは一瞬といいます。
本当に何かの事情で、支払い困難になってしまった場合は致し方ありませんが、ごく軽い気持ちで、延滞している意識も無く、たかだが毎月数千円、数万円のカードの支払いを10日とか二週間遅れで支払っていただけで、信用を無くしてしまうのは愚の骨頂です。
実際に過去の僅かな支払い延滞が理由で、車のローンや住宅ローンが組めなくなることもあるのです。
極僅かな、自分の勝手な考え方で支払い延滞を起こしてしまうと、あとで取り返しにならないことにもなりかねないのです。
またクレジットカードはあたりまえのことですが、自分で利用した以上の請求はくることもありませんし、いつ使えばいつの支払いになるかも分かっています。
ですので、20日引き落としのクレジットカードを利用していて、月末がお給料なのであれば、月末のお給料は翌月請求分としておいて置くべきです。
クレジットカード会社に勤めていてよく思った例えがあります。
現金でラーメン屋さんにラーメンを食べに行ったとき、必ずレジで支払いをします。
クレジットカードを清算をして、物を食べたとして、引き落とし日に引き落としが出来ず、数日後の自分のお給料で支払えばいいという考え方は、ラーメン屋さんを出る時に支払いをせず、数日後のお給料が出た時に支払いに行くのとの同じことです。
もしそれをしたなら確実に無銭飲食で捕まります。
数日後の給料で払うのだから同じことだといっても誰にも通用しません。
この例えにたとえれば、きっと毎月延滞して支払っている人もわかるはずです。

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